台風の傷跡は深かった
10月23日、関西エアポートが9月の利用状況を発表しました。前年同期比で関空はマイナス48%、伊丹はプラス3%、神戸はマイナス5%でした。

関空は台風21号の影響で閉鎖を余儀なくされた影響が大きく、旅客が半分にまで減ってしまいました。伊丹は台風当日こそ運休になりましたが、それ以降は関空の代替として利用されたこともあって、旅客数はプラスになりました。

関空の利用状況を、詳しく見ていきましょう。
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不安ならば旅行は取りやめもやむなし
内際合わせた発着回数は43%の減少でした。旅客数の減少幅の方が大きかったことから、航空会社は頑張って飛ばしたけれども、旅客はキャンセルが多かったと言えます。

空港が復旧すればエアラインは責任をもって飛ばすけれども、乗客としては大阪の状況が分からない中、無理に旅行に出なくてもいいということでしょう。

旅行キャンペーンも行われましたし、関西が大きな被害もなく平常通りであることを知ってもらえれば、旅行者も戻ってくるのではないかと思います。

国際線の方が影響が大きい
内際を分けてみると、国際線が49%減である一方、国内線は45%減とやや減り方が緩やかでした。国内線は伊丹・神戸からも飛んでいるので、3空港合わせた数字で見ると11%減にとどまりました。

国際線は他の空港で代替できなかったのに対して、国内線は振替が比較的スムーズに進んだようです。この点からは、国際線のバックアップ体制を整えておくことが今後の課題と言えそうです。

やはり、関空がダメになったら関西から国際線がゼロになるというのではリスクが大きすぎます。三空港の役割分担見直しが進められる見通しですが、神戸・伊丹にも国際線を飛ばすための設備を用意しておくことが求められます。

10月には旅客が戻っているか?
10月に入ってからは、ミナミや京都の観光地に旅行者が戻ってきているようです。9月の減少が一過性で終わるのか、それとも尾を引くのか、10月の利用状況に注目が必要です。


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