ヘルシンキ線、今年の冬スタート!
フィンランド航空が、2019年冬ダイヤからヘルシンキ-新千歳線に就航すると発表しました。当面は冬ダイヤのみの季節運航で、便数も週2便のみになる予定です。

インバウンドの増加に伴って東南アジア路線が拡大していることは先の記事で書きましたが、ついにヨーロッパへの長距離路線がスタートすることになりました。今回の記事では、新たな路線の可能性について検討していきたいと思います。



北海道の雪は、ヨーロッパ人にとっても魅力的
ヨーロッパ人から見て、北海道はスキーリゾートとしての定評があります。ニセコやルスツといったスキー場の周囲は外国人向けのペンションが立ち並ぶようになっています。
niseko
もちろん緯度が高いヨーロッパにもスキー場はありますが、島国の日本の方が雪が上質と評価されています。ですから、わざわざ熱心なスキーヤーは北海道まで足を伸ばしています。

日本人にとっては北海道といえば大自然のイメージですが、より雄大な自然を北欧やアルプスでみることができるので、この点についてはヨーロッパ人の関心は低いようです。

このような理由から、ヘルシンキ線は通年ではなく冬季のみの運航になったものと考えられます。

道内からの乗り継ぎ客獲得のため、ANAとコードシェアが必要
新千歳空港は北海道の拠点空港なので、利用者数の確保には、道内からどれだけ乗継旅客を獲得できるかがポイントになります。とりわけ、フィンランド航空はJALと同じワンワールド所属ですので、JALとの連携が必要といえるでしょう。

ところが、新千歳空港からの道内路線は稚内・女満別・根室中標津・釧路・函館があるものの、このうちJALが就航しているのは女満別のみです。これは、JAL系の北海道エアシステムは丘珠空港を拠点としているためです。

このように、JALとの連携は取りにくい航空ネットワークになっているので、ANAとのコードシェアが必要になるかもしれません。

近年は、ANAはスターアライアンス所属であるものの、アライアンスを超えた提携が行われるようになってきましたので、フィンランド航空がANAと組む可能性も否定できません。
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