今秋から深夜0時まで運用可能に
地元自治体が容認姿勢を示したことで、成田空港は運用時間を延長することが決定しました。2019年冬ダイヤから、深夜0時までの運用が可能になります。
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成田空港は内陸部に作られた空港であるため、開港以来、騒音問題と隣り合わせになっていました。主要国の第一空港は24時間運用が標準となる中、成田空港は厳しい運用制限に悩まされてきました。引き続き深夜の運用は制限されるものの、緩和されたことによって路線の誘致・拡大につながるものと考えられます。

この運用時間延長によって、どのような変化が生じるのでしょうか?その見通しについて検討してみましょう。



出国便のダイヤが改善されるか
運用延長によって変化がみられるのは、出発便がメインになると思われます。というのも、深夜0時に到着しても、そこから帰宅することもホテルへ行くことも困難だからです。

逆に出発が遅い便が設定されると、仕事終わりに出国しやすくなったり、日本での滞在時間が長くなるため、利便性が向上します。

空港までのアクセス時間と空港での待ち時間を合わせて3時間とすると、今は19時台に都心を出発しなければなりません。残業が長引いたら間に合わなくなるリスクがあります。

それが、23時台の便が利用可能になれば、都心の出発は20時台でも間に合うようになります。この1時間の差は大きいのではないでしょうか?

また、東南アジア行きの夜行便をみると、現地の到着時刻が遅くなることで利便性が向上します。24時間運用の関空の事例を見てみましょう。
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シンガポール線では、関空を23:30に出発して現地に5:30到着のスケジュールです。夜行便としては非常に優秀なダイヤと言えます。

バンコク線は現地に早朝4:00の到着ですが、3時台に着かれるよりはマシと言えます。このように、23時台の出発が可能になることで、東南アジア行きの夜行便が便利になります。

東京オリンピックに向けて、より便利な玄関口に
航空路の真下に住む人たちにとっては迷惑かと思います。とはいえ、地元自治体との合意が成立したとのことなので、来年のオリンピックに向けてより便利になってくれればいいのではないでしょうか?
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