遠くに行く方が安い?
普通、乗り物に乗ると遠くに行くほど運賃は高くなるはずです。ところが、飛行機の場合は遠くに行った方がなぜか安くなることがあります。

今回は、この不思議な現象について紹介したいと思います。




調べてみたら、本当だった!
まずは、次の画像を見てください。
隠された都市
大阪からの運賃をフィンランド航空で検索したときの画面です。上段は大阪-ヘルシンキ間、下段は大阪-(ヘルシンキ経由)-マドリード間の運賃です。

常識的に考えて、マドリード行きの方がたくさん飛行機に乗っているわけですから、運賃が高くなるはずです。ところが、一部の日程ではそうなっていません。

例えば、5月31日に大阪を出発して、6月8日に現地を出る日程を見てみましょう。このケースではヘルシンキ行きの運賃は131,940円ですが、マドリード行きは121,600円でした。他にも、星が付いているところはマドリード行きの方が安くなっています。

まさに、遠くへ行った方が安いのです。頭のいい人は、これを応用して旅行代を安く済ませられると思ったのではありませんか?本当はヘルシンキまで行きたいのに、マドリードまでの航空券を買えば安くなると。

でも、この方法は運賃規約で禁止されています。これも航空業界の独自ルールで、使い始めた航空券を途中で放棄することはできません。新幹線であれば途中下車できるところ、飛行機では認められていないのです。

ですので、経由地点までしか飛行機に乗らなかったら最悪の場合、帰りの飛行機に搭乗拒否されてしまうかもしれません。